2026年7月6日月曜日

【FIFAの闇】なぜインファンティーノ会長は失脚しないのか?選任システムのカラクリと「選んだ人たち」の重い責任


北中米ワールドカップ(W杯)での「米国選手レッドカード猶予問題」など、政治との不透明な癒着や数々の疑惑で大炎上を続けているFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長。

世界中のファンから「なぜこんな人物がトップに居続けられるのか?」「一体誰が彼を選んだのか?」という怒りの声が噴出しています。

今回は、インファンティーノ会長を選んだ「黒幕」の正体とその責任、そして彼を現職から引きずり下ろすための具体的な方法について徹底解説します。

## 1. インファンティーノ会長を選んだのは誰?

FIFA会長を決めるのは、特定の特権階級ではありません。FIFAに加盟している「世界211の国・地域のサッカー協会」による投票で選ばれます。

ここに、FIFA最大の「仕組みの歪み」が存在します。

FIFAの選挙は、サッカー大国(ブラジルやドイツなど)も、人口の少ない小さな島国も、すべて「1国1票」の全く同じ重みを持っています。

インファンティーノ会長は、資金力のないアジア、アフリカ、北中米・カリブ海地域の小さなサッカー協会に対し、W杯の出場枠拡大や多額の分配金(開発援助金)を約束することで膨大な票田を確保しました。つまり、「彼を選んだのは、資金援助と引き換えに票を投じた世界中のサッカー協会(選任者)」なのです。

## 2. 「選んだ人たち(各国サッカー協会)」に課される重い責任

インファンティーノ氏に投票した211の加盟協会には、いまや極めて重い「説明責任」があります。

現在のW杯は、アメリカのトランプ大統領からの直接電話1本でレッドカードのルールがねじ曲げられるという、スポーツの根本を揺るがす異常事態に陥っています。


* 「マネー」と「利権」のために目を瞑った代償

各国協会が目先の分配金やW杯出場枠という利権のためにインファンティーノ氏を支持し続けた結果、サッカー界全体の公平性と信頼性は完全に失われました。

* ファンやスポンサーへの背信行為

スポーツの価値をおとしめる独裁的なリーダーを選び、再選(2023年には無投票で再選)させてきた各国協会の幹部たちは、今や世界中のファンやスポンサーに対する背信行為の加害者であると言えます。


## 3. 利権まみれのFIFA会長を「辞めさせる方法」

では、これほど強固な地盤を持つインファンティーノ会長を辞めさせるには、どのような手段があるのでしょうか。現実的な方法は以下の3つです。

## ① FIFA総会での「解任決議」(不信任案の可決)

最高意思決定機関である「FIFA総会」において、加盟協会から解任要求が提出され、全加盟協会の投票で過半数(または規定の賛成数)が得られれば、会長を強制的にクビにできます。しかし、前述の通り「恩恵」を受けている小規模協会が多数派であるため、現在の総会で不信任を可決させるのは極めて困難です。

## ② 独立機関「FIFA倫理委員会」による職務停止処分

FIFAの内部には、汚職や不正を監視する独立した「倫理委員会」が存在します。会長の行為が「規律違反」や「政治介入の容認」と公式に認定されれば、この委員会が職務停止や永久追放処分を下すことができます(過去に汚職まみれだったセップ・ブラッター前会長も、このルートで失脚しました)。

## ③ 外部司法(スイス検察や米司法省・FBI)による逮捕・刑事訴追

FIFAはスイスの法律に基づく民間団体です。今回のような政治介入や過去の放映権を巡る汚職疑惑に対して、スイス検察やアメリカの司法当局が本格的に強制捜査へ乗り出し、刑事訴追や逮捕に踏み切った場合、物理的に会長職の続行は不可能となります。

## まとめ:問われるのは「私たち自身のサッカー協会」の姿勢

インファンティーノ会長という「モンスター」を生み出し、権力を与え続けているのは、他でもない各国のサッカー協会です。

私たちが応援する日本サッカー協会(JFA)も含め、世界各国の協会が「これ以上の独裁と政治介入は許さない」とNOを突きつけない限り、FIFAの腐敗が終わることはありません。今こそ、選任者である各国協会のモラルと姿勢が厳しく問われています。




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