※基本、催涙スプレーは準備した方が良い。命を守るには防御の一貫として犯罪者が失明するくらいしないと動きは封じれない!
近年、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)による凶悪な闇バイト強盗が相次いでいます。
自宅やオフィスに突然暴漢が侵入してきたとき、私たちはどのように身を守ればよいのでしょうか。
「やられる前にやるしかない」という危機感を持つ方も多いと思いますが、間違った備えはかえって自分の命を危険にさらし、法的なトラブルに発展することもあります。
今回は、命を守るために知っておくべき「正しい防犯知識」と「本当に有効な備え」を解説します。
1. 侵入されたら「戦う」ではなく「逃げる・時間を稼ぐ」が鉄則
強盗グループの多くは、複数人で武器を持って押し入ってきます。ナイフや包丁、金槌などの刃物・鈍器を用意して立ち向かおうとするのは非常に危険です。
凶器を奪われるリスク: 格闘の専門家でない限り、用意した武器を犯人に奪われ、自分が刺されてしまう最悪のケースが多発しています。
複数人には勝てない: 1人を撃退しても、死角から別の犯人に襲われる可能性が極めて高いです。
格闘して相手を倒すのではなく、「相手の動きを止め、その隙に逃げて110番通報する」ことが護身の基本です。
2. 命を守るために用意すべき「護身の道具」
もし鉢合わせしてしまった場合、相手と距離を保ちながら無力化できる道具が有効です。
催涙スプレー(護身用スプレー)相手の目や粘膜に強烈な刺激を与え、一時的に視界と行動力を奪う道具です。
相手と距離を取ったまま使用できるため、刃物を持った相手に対しても有効です。
防犯ブザー・大音量アラーム犯人は「周囲に気づかれること」を最も嫌がります。大きな音で威嚇し、精神的に追い詰めて退散させます。
※なお、目潰し等で相手が完全に無力化したり、逃げようとしたりしているにもかかわらず、さらに過剰な攻撃(執拗に殴り続けるなど)を加えた場合は、正当防衛の範囲を超えて過剰防衛や傷害罪に問われる可能性があります。「防衛は逃げるための隙を作るまで」と意識しましょう。
※こちらは故意があった場合になります。故意ではなく、自分の身を守るためにした場合は問われない場合が高いと思います。次の、特別法参照
3. 知っておきたい「正当防衛」と「盗犯防止法」
我が国の法律には、強盗などの犯罪から身を守るための「盗犯防止法(盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律)」という特別な法律があります。
この法律では、盗犯(強盗や窃盗)が押し入ってきた際、強い恐怖や興奮によって、身を守るために犯人を殺傷してしまった場合、通常の正当防衛の枠を超えても「過剰防衛として罰せられない」と定められています。
ただし、これは「最初から殺害する目的で待ち構えていて良い」という意味ではありません。あくまで「不意の襲撃にパニックになり、必死に抵抗した結果」認められるものです。
命を守る行為は法律で保護されますが、過度な凶器の事前準備は避け、身を守るための最低限の防衛にとどめる知識が必要です。
4. 最大の防御は「家に一歩も入れないこと」
家の中で犯人と対峙する状況を作らないことこそが、最大の防犯です。
今すぐ以下の対策を徹底してください。
窓ガラスに「防犯フィルム」を貼る
強盗の多くは窓を割って侵入します。フィルムを貼ってガラスを割れにくくし、侵入に5分以上かからせれば、犯人は諦める確率が跳ね上がります。
玄関・勝手口の「ワンドア・ツーロック」
鍵が1つだけのアパートやオフィスは狙われやすいです。補助錠を増やしてください。
「セーフティルーム」を決めておく
万が一侵入されたら、内鍵がかかる頑丈な部屋(トイレや寝室)にすぐに逃げ込み、鍵を閉めてその場から110番通報する動線を確認しておきましょう。
まとめ
トクリュウのような凶悪犯から命を守るために必要なのは、「武器を持って戦う覚悟」ではなく、「侵入させない設備」と「隙を作って逃げるための道具」です。
大切な家族や自分自身の命、そして財産を守るために、今日からできる防犯対策をすぐに始めましょう。
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